家計を管理して投資資金をつくるコツ

貯金ゼロ世帯が全体の3割?!

年収1000万円超えでも貯金ゼロ!?

誰でもできる簡単貯金術

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毎月貯金できていますか?

毎月の給料が少なくて貯金なんてできない!と思う人もいると思いますが、収入が多ければ誰でも貯金できるかと言えばそうではないようです。

金融広報中央委員会が「家計の金融行動に関する世論調査」で貯蓄ゼロ世帯が約3割に達すると発表しています。

内訳は世代別では20代の35.6%から徐々に割合が減るものの70代以上の28.3%が貯金がないと回答しています。

世帯年収別にみても300万円未満の39.1%から1200万円以上の9.9%まで貯金がないと答えています。

つまり年齢、年収に関係なく貯金できない人がいるということですね。

なぜ貯金できないのか

貯金できない家庭に共通の特徴があります。それは貯金をする順番です。

貯金ができる家庭は給料が入るとまず決めておいた金額を貯金として取り分けます。

貯金する場合も積立定期にするとか生活費の入っている口座とは別の口座に移すとかして強制的に貯めています。

貯金ができない家庭はまず自分たちの生活費を好きに使ってから、あまったら貯金をしようと考えています。結果として貯まらない月が出てくるのです。

一度上げた生活レベルを下げるのは難しい

年収が1200万円を超えているのに約10%の家庭が貯金がないというのは意外と単純で、稼いだ分だけ使うというライフスタイルを改めることができないのです。

それも一つの価値観で「自分で稼いだ金を好きに使って何が悪い!!」と言われればそれまでなのですが、往々にして人は一度上げた生活レベルを下げるのはとても難しい。

年収1200万円くらいの生活をするようになると、ちょっとした外食もお金のなかった頃に比べると2倍から3倍の金額になっていることも珍しくありません。

ワンコイン500円で済ませていたランチが、1,000円になり2,000円になるのはあっという間です。

そして一度上げてしまった消費レベルの感覚はなかなか元に戻せなくなります。

例えば、毎朝、出勤の時にカフェで買ったコーヒーを持って出勤する人がいます。1杯いくら位でしょう?

コンビニの100円コーヒーからこだわりのカフェのコーヒーまでテイクアウトなら500円位までですかね。

100円でも毎日になると1ヶ月で2,000円以上、500円なら1万円以上の計算になります。

もちろん朝の活力、自分へのご褒美、ぜんぜん否定はしません。ただ、客観的にコストを考えてみてください。

その金額は妥当ですか?

そのうちの半分だけでも、もしかしたら全額貯金に回してみたらどうなると思いますか?

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貯金ができるようになる方法

私が実際にやってきた方法を紹介します。まず給料が振り込まれたら貯金をすると決めた金額を積立定期で先に取り分けてしまいます。目安は給料の額面の10%です。

次に家賃を振り込み、その他の生活費を1週間ごとの封筒に分けてしまっておきます。

1週目の封筒に入れたお金は自由に使うことはできますが、2週目の封筒の中身は2週目になるまで使うことができません。決められたお金を7日で使うクセをつける訳です。

1か月だと長すぎて、気が付いたら、まだ1週間もあるのに生活費がなくなった!ということが起きてしまい、貯金を切り崩すことになります。

7日だけだと先が見通しやすいですし、それでも足らなくなってもせいぜい1日くらい。今日は冷蔵庫のあまりモノで済ませようなんてことをよくやっていました。

ボーナスも10%は必ず貯金するようにしていました。こうやっていくと貯金をするクセがついて節約するのが辛くなくなっていきます。

子供がいる家庭では子供が成長するにつれ確実に支出が増えていきます。

毎年100万円を貯金できれば5年で500万円貯まります。

マイホームの頭金にもなりますし、500万円あれば、不動産も、FXや株などの金融資産なども運用益がまとまって増えていく水準になります。

まずは年間100万円貯金することを目標に毎日の生活を見直してみることをお勧めします。

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