今週の結果
今週の結果は、1,230,141円でした。
先週末は1,226,891円でしたので、3,250円の増加になります。
今週、ついに123万円台に乗せてきましたね。
今までポジションは仕込んでいたのになかなか相場が戻ってこない状況が続いていましたので、利益が多くありませんでしたが、今週はしっかり利確することができました。
カナダドル円が1円以上伸びてきたのが、いい形になりました。
トランプ大統領のコロナ感染の影響
先週末に新型コロナで陽性と報道されたトランプ大統領ですが、週明けには病院から退院してホワイトハウスに戻ってきました。
コロナになんか負けないという強い大統領のイメージを示したかったとニュースなどでは言われています。
本当のところの事情はどうあれ、市場は素直にドル買いで反応しました。
ドル円でもそれまでなかなか越えられなかった106円の壁をクリアして、106円台に乗せてきました。
もっとも金曜日になると東京時間から106円を割れ、ニューヨーク時間には一時106.60円割れまで円高が進み、106.595円でクローズとなりました。
106円は割れましたが、もともと105.50辺りでの買い意欲は強いようですので、まあ調整の範囲かなと思います。
来週の予想ではなく今後どうなるかの予想としてですが、トランプ大統領がコロナに感染したということは、大統領選に少なからず影響が出ると思います。
アメリカの選挙はいよいよここから各候補が全米を回って、最後の舌戦を繰り広げるわけですが、コロナになった大統領はそこに十分な対策が打てない可能性が強いです。
仮に強行して選挙活動で3密の状態をみせれば、批判も高まるでしょうし、浮動票が民主党のバイデン氏に流れると、トランプ大統領が負けることになります。
このままバイデン氏が大統領選で勝利すると、トリプル・ブルー(民主党は青、共和党は赤)といって上院、下院、大統領が全て民主党になる状態になります。
これは民主党主体の政治を行うのにスムーズになりますので、経済活動にはプラスです。
コロナ禍の状況ですので、コロナ感染者やコロナの影響で仕事を失った人たちへの支援は、共和党でも民主党でもどちらもするはずですが、内容や対象者には各党で差が出ることになるでしょう。
そうした時に議会が法案を通しやすくなる状況は、市場の目から見てプラスになるということです。
そんな背景もあり、加えてご祝儀相場と言われますが、新大統領が就任してからの大体3か月間は、将来良くなるだろうという期待から、株もドルも買われやすくなる傾向があります。
選挙は水物といいますので、この状態でもトランプ大統領が再選を果たす可能性も大いにあります。
その時はその時で
サプライズのお祭り騒ぎとなるので、結局、しばらく株価もドルも買われやすい可能性が高いです。
ということで、これから年末にかけては円安方向に傾きやすいのではないかなと思います。
来週の予想
とはいえ、来週どうなるかというのは、長期的な視点よりミクロな情報が影響します。
まずはこの円高が、106円台維持のための一時的な調整だとなった場合、105.50円あたりで反発して106円を超えてくれば106円後半を目指し、最低でも106円定着を目指すでしょう。
そしてこの調整が105.50円を割れて105.40円を維持できなければ、次は105円ちょうどあたりまで円高が進むかもしれません。
そうなると104円から106円のレンジ相場であることを証明することになりますね。
さて、来週はどうなりますでしょうか。