不動産、株、FX、仮想通貨、何から始めるといいのか?
意外な答えとは・・・
投資を始めようと思ったとき、まず何から始めるのがいいのか?
初めて投資をしてみようと思う人は
不動産、株、FX、仮想通貨・・・いろいろあって迷うと思います。
よく不動産で脱サラをした人の本やブログを読むと
「FXに手を出したが、一晩で○○万円も溶かしてしまい自分には向かないと思った。その点、不動産なら安定して収入が入ってくるので自分には向いていると思った。」
とか書かれていることが多いような気がします。
FXで財を成した人はその逆で、不動産の流動性のなさや資金がまとまって必要なことを理由に不動産よりFXの方が向いているということもよく目にします。
どっちがいいか・・・
答えはありません。
無責任なように思われるかもしれませんが、投資は何にも勉強しないで自動的にお金が入ってくるというほど甘い世界ではありません。
不動産にしてもFXにしてもきちんと利益が得られるようになるまでには、相当の勉強や経験が必要です。
私の場合は・・・
私の場合はまず一番初めにFXを始めました。
始めたのは2001年くらいから。先ずは外貨預金でドルを買って、その後FXの口座を開設してやり始めました。
当時はまだ個人が外貨を売り買いすることが一般的なことではなく、機関投資家でなければ取引できないものというイメージがあった頃でした。
今では個人投資家は25倍までしかレバレッジをかけることができなくなりましたが、当時は規制が相当ゆるかったので、少ない証拠金で当たれば大儲けができるという山っ気のある人がたくさんやっていたような印象があります。
FXのことについてはまた別に書いていこうと思いますが、まずはFXで資金を増やし不動産の頭金にしようと思っていました。
現在は、実際に不動産も自宅にアパートをつける賃貸併用住宅の形で所有しています。
キャッシュフローゲームをリアルにやっていくというコンセプトで考えるなら、
別に不動産にこだわることも、FXや株にこだわることもないと思います。投資にはそれぞれメリットとデメリットがありますので、どちらがいいかというのは一概には言えません。
投資の勉強をしていく過程で、全く知らないものに投資をしていくよりも自分の得意分野であったり愛着の持てるもの投資をしていった結果が、不動産であったり、FXであったり、株であったりするわけです。
ラットレースを抜けるため一番にすることはお金を貯めること
まず投資をしようと思った人が一番初めにしなければならないこと、それは
貯金をしてしっかりと種金を蓄えるということです。
一昔前は、銀行もこぞってフルローンで融資を出してくれたりする時代がありました。
しかし最近では、かぼちゃの馬車事件に始まるスルガ銀行の問題などが世間でも騒がれた結果、今では不動産を買おうと思ったら頭金を1割どころか2割ほど要求されるようになってきました。
たとえ1000万の物件だったとしても200万、3000万の1棟アパートを購入しようと思ったら600万の頭金が必要ということになります。
もともと不動産投資をする場合、1割から2割の頭金を用意するのは当たり前のことだったのですが・・・
FXや株を始める場合でも、もちろん20万や30万でも始めることはできますが、それでは大きな利益は取れません。投資資金が少ないのに大きな利益を狙おうとすると結局はハイレバレッジになって不測の暴落などで大きく資金を減らしてしまうことになります。
そう考えると不動産でもFXでも、やはり300万を目標に貯金をしていくというのが第1歩だと言えます。
自分の生活を一度見直して、節約できるモノやコトがないか点検してみてください。
今度は貯金ができるようになる家計の節約の方法について書いていきます。