月利10%は可能か?恐るべし複利の世界

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とあるセミナーで

先日、ある資産運用のセミナーに行ってきました。

内容は私の投資スタイルや考え方にとても近いもので、たくさん勉強にもなりました。

どんな内容かというと

①投資で一番大切なのは時間、長く投資すればする程、資産は増える

②相場はコントロールできない。四六時中見ていても未来は完ぺきに予想もできないし、自分の思うように動かすこともできない

③株やFXのデイトレーダーは不労所得を得られていない=トレーダーは張り付いてみているので仕事をしているということ

などなど

まったくその通りだなと思ったのですが、そこで教わったことは50万円で株を買い、月利で10%ずつ増やしていくというものでした。

そしてその50万円を1500万円から2000万円まで増やしたら、その資金をFXの買いでスワップを受け取りながら年利10%から15% で運用してその増えた分を使うという訳です。

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72の法則、50万円はどれくらい増える?

ここで大切な問題は、「種金の50万円を果たして本当に月利10%で運用できるのか」というものです。

年利10%ということは、1年後に50万円が55万円になるわけですが、月利10%というと、1か月で50万円が55万円になるということですね。
そしてもう1か月後には、55万円が60万5千円になるということです。

ここで55万円が60万円になるのは単利、増えた5万円も10%で利益を生んで60万5千円になるのが複利です。
最初のうちはそれほど変わりませんが、時間が経てば経つほど、利率が増えれば増えるほど、単利に比べて複利の方が大きく増えていきます。

皆さんは72の法則というのをご存じですか?

72を利率で割ると投資したお金が2倍になるまでの期間が分かるんです。

72÷10%=7.2

つまり年利10%で運用すると50万円は7.2年で100万円になるということなんですが、ここでの話題は、月利10%ということですね。

月利10%で増やすということは、7.2年で2倍になるのではなく、7.2か月で2倍になるということです。

50万円が100万円になるのに7.2か月、200万円になるのにまた7.2か月、
400万円になるのにさらに7.2か月、800万、1600万になるまでには、
7.2か月×5=36か月、つまり3年

月利10% で運用すると50万円は3年で1600万円になります。
この1600万円をFXで運用して15%を年利で運用すると240万円。
毎月20万円の不労所得が得られるという計算ですね。

DMMFXのデモで気づいたこと

実際に計算通り増えるかどうかということなのですが、先日DMMFXがキャンペーンでデモトレードを1か月間運用して、
どれくらい増えたか競うというのをやっていました。

デモトレードは500万円をどれだけ増やせるか競います。
1位を目指して普通ではありえないような運用をするつもりはなく、自分の投資ルールを駆使して1か月にどれ位増やすことができるのか、
それこそ10%増やすことができるのか試してみようと思いエントリーしました。

500万円で一度に10万USDを投資します。
1円で10万円の利益が出る計算ですが、10銭から20銭でも利確するようにしました。
結果は最初の1週間で15万円ほど利確できました。

500万円で10万USDということはレバレッジは2倍、30万USDでも6倍ほどなので、
ストップをきちんと入れておけば、充分安定運用ができる範囲です。

毎日2万円から3万円利益が積み重なるのをみて
「500万円もあればFXで生活できるんじゃないだろうか」
とか思ったりもします。
これくらいのレバレッジなら500万円がロスカットで、なくなってしまう可能性は非常に低いです。
なので四六時中相場を見ている必要もありません。

まだ1週間なので10%増やせるかどうか分かりませんが、いい調子で運用できています。
ここで気づいたことがありました。

私は実際に自分で運用して、検証したものだけを人にお伝えするようにしています。

今は

①トルコリラなどの高金利通貨を2倍から3倍の範囲でスワップ金利中心に増やす

②50銭ずつの買いを1000USDずつ買って、損切をしないで持ち続ける(トラリピやループイフダンを手動でやる)

③裁量トレード

④マネースクエアのトラリピ

を実際にやって、それぞれの運用実績を毎年確認しています。

③の裁量トレードは一番運用成績が悪く、年間収支はマイナスだったのですが、
最近年利10%に挑戦しようと思い10銭で損切、20銭で利確のルールでやり始めていました。

その資金が5万円、1回の投資単位は1000USD 。つまりDMMFXの500万円、1回の投資単位10万USDなので、デモトレードと全く同じレバレッジでした。

そこで最近の運用成績を計算してみると裁量トレードでやっていた時はマイナスだったのにこの5か月は連続で収支はプラス。
さらに10銭損切、20銭利確ルールにしてからは、プラス幅が増えていて5か月で10%は増えていました。

毎日やっているわけでなく、たまにやるだけだったのにこの成績でした。
2倍から6倍のレバレッジは3年以上続けて資金を安全に運用してきたので、500万円のデモトレードも積極的に挑戦してみようと思います。

実際狙うは12%か

私が実際にやっている①の高金利通貨2倍~3倍は毎年12%から16%で運用できていました。

しかしコロナ禍の影響でトルコリラが大暴落2020年5月7日の時点で15円を割れて14円台に突入中です。金利も9.75%から8.75%になりました。

もともとこの口座は5年は寝かせると決めていますが、実際にはほぼ永遠に寝かせて投資額を上回った段階で資金の回収をすることになるでしょう。

銀行に入れておくよりはマシ、老後資金になればよいというスタンスなのであわてずそっとしておきます。

こういうことのためにも資金を複数のFX会社に分けておくのがいいと思います。

月利10%を目指すには、明確な損切と利確のルールを決めて徹底的にそれを守る必要があります。

の自動売買なら年間で10~12%で行けると思います。この方法なら毎日1回の相場チェックと作業をすれば運用していけると思いますので現実的かなと思います。

いつか期間を決めて月利10%を目指してみるのも面白いかなと思います。

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