昨年の実績は?
この実況中継を始めたのが2020年5月14日でした。
それから2020年の年末まで約7ヶ月半の運用実績をまとめてみました。
①高金利通過のスワップ
2020年12月末640,519
スタート時 633,566
+18,123円 +2.8%
②ドル円のトラップリピート
2020年12月末 211,465
スタート時 202,838
+8,627円 +4.3%
③裁量トレード
2020年12月末 78,258
スタート時 74,281
+3,977円 +5.4%
④セミオートリピート
2020年12月末 316,663
スタート時 291,055
+25608円 +8.8%
総括
①の高金利通貨は大半がトルコリラ円でした。そもそも5年以上持ち続ける予定でレバレッジも2倍程度にしてありますが、トルコリラは昨今の通貨の中で最も暴落した通貨でした。
頼みの金利も下がってしまい、全くいいところなしでしたが最近2回金利を上げてきたことで持ち直してきました。
まあ、7ヶ月半で2.8%であれば年間では、5%以上で運用していますのでそれほど悪くはないのですが。
金利も上がったので放ったらかしで置いておきます。
②のトラップリピートの4.3%と③の裁量トレードの5.4%についてですが、トラップリピートで保有しているポジションが107円以上が大半のため、最近のドル円の価格帯ではリピートがあまり機能していませんでした。
裁量トレードの方で上がったら売る手法で利益を出すことが多かったです。
裁量トレードの方が運用成績が良かったのは、2020年の後半は円高相場だったということが反映された結果だと言えます。
④がこのブログでお勧めしているセミオートリピートです。
今回はドル円よりも値動きがあって、ドル円に似た動きをしやすいカナダドル円で運用してきました。
年末あたりは世界的にドル安相場で、とにかくドルを売って他の通貨を買うのがトレンドになっていました。
つまりドルは売るけど、カナダドルも円も買うという動きになっているので、カナダドル円は相殺されてあまり大きく動かなくなってしまいました。
それでも7ヶ月半で8.8%という結果は、FXを全く分からない初心者の人が、資金のロスカットを心配しないで、相場も1日に1回確認するだけ(必要であれば新規注文発注)と考えれば充分すぎる結果ではないでしょうか。
まとめ
自分でもまとめてみて、新しい発見がたくさんありました。
高金利通貨のスワップ狙いは今ではトレンドではないので、あまり大きな利益は狙えないのですが、それでもトータルではプラスになっていること。
裁量トレードは今まで年間通しての運用では成績が良くないことが多いのですが、今回はドル円が上がったら売るという一定の条件でトレードすることが多かったので、チャンスを多くとらえることができたと思います。
そしてやはりセミオートリピートがいい成績を上げてきました。
ドル円であれば100円から110円の間にまんべんなくポジションを配置することで安定して利益を積み重ねることが可能だと思います。
今回で一旦、こちらの実況中継は終了ということで今年は改めていくつかセミオートリピートの運用実績を公開していきたいと思います。