キャッシュフローゲームを買うために乗り越えなければならない大きな壁
それは”妻”というとても大きな壁でした
乗り越えるための作戦とは?はたして結果は・・・
キャッシュフローゲームが欲しい
さて前回の記事、キャッシュフローゲームとはの通りキャッシュフローゲームを欲しいと思った私は売っている所を調べました。
もうかなり昔のことですが、東急ハンズなど一部の店舗にしか置いてなく
しかも価格が
何と20,000円!!!
当時私は20代で小さい子供を食べさせていくのにやっとの思いで生活していた時期でした。
しかも夫婦ともども苦学生でしたので奨学金も返しながらの毎日。
とても20,000円などという大金が家計からおいそれと出るような状態ではなかったのです。
一度はあきらめようと思いました。
「たかがゲームじゃないか。それにボードゲーム1つに20,000円なんてどう考えてもおかしいだろ。」
そんな思いも心の中をよぎりました。
でもどうしてもあきらめきれません。
キャッシュフローゲームをやってみたい。買いたい。
何故かわかりませんが、キャッシュフローゲームをやったら人生が変わるんじゃないか・・・
そんな予感がずーっと頭を離れませんでした。
それは本の中でロバート・キヨサキが「このゲームをするとプレイヤーのお金に対する考え方がわかる」という部分が気になったからでした。
自分はお金に対してどう向き合っているんだろう。
将来、このまま頑張っていればお金に困らなくなるんだろうか。
お金持ちになれるんだろうか。
当時、小さい子供を抱えながら奨学金を返し、毎日をほぼやっとのことで暮らしていた若い父親として家族を養うということは、果てしなく大きな責任に思えていました。
今の自分には高くても、これを投資だと考えて将来20,000円以上の価値を生み出すことができれば買う価値があるんじゃないか。
そう考えた私はキャッシュフローゲームを買うことに決めました。
しかし、お小遣いも出せないような家計でしたから、妻に相談なくしては買うことができません。
はい、ここ大事なところです
ファイナンシャルプランナーとしてアドバイスしますが、一定以上の金額のものは夫婦で話し合って了解のもとに買っていかないとトラブルの原因になります。
最悪のケースでは配偶者に黙って買い続けた結果、いつの間にやら多額の借金を抱え、気づいた時には修復不可能な(金銭的にも、夫婦の関係も)状態に陥る方もいらっしゃいます。
妻を説得するある作戦
そこで私は作戦を考えました。妻にOKを出してもらうにはどうしたらいいか。
まず決行するのは年に一度の家族旅行の時と決めました。
非日常の中で楽しい気分になっている時にうま~くアピールしようという作戦です。
特に旅行の時はいつもより財布のひもがゆるくなりがちな妻の性格も考えてのことです。
族旅行では日光のペンションに行きました。
日光江戸村や東照宮なども近くで、リーズナブルでセンスのいいペンションがたくさんありました。
一日楽しく遊んで夕食も終わり、子供たちはペンションにあるマンガルームへ行きました。
食堂には暖炉があってとてもいい雰囲気です。
私「ところで相談があるんだけどさ。」
妻「何?」
私「金持ち父さん貧乏父さんの本に書いてあったキャッシュフローゲームってあるじゃない?」
妻「あー、そんなこと言ってたねー。」
私「あのゲームやるとお金の考え方がわかって、お金持ちになる方法も見えてくるんだって。俺、すごく興味あるし、今の内からお金の勉強やっておいた方がいいと思うんだよね。」
妻「ふーん、で、いくらするの?」
私「2万・・・」
妻「2万!!!うちのどこにそんなお金があるんですか?!」
さあ、ここからが本番です。
この壁を乗り切らなければキャッシュフローゲームは買えません。
当時TVで「マネーの虎」がはやっていた頃でした。
妻もマネーの虎よろしく
「で、2万出す価値がホントにあるの?!どうなの?」と言ってきます。
プレゼンでうまく納得したら出してあげるというスタンスです。稼いだのは私なのに・・・・
私「すっごくためになるゲームなんだよ。将来のためにも買った方がいいと思うんだ。」
妻「ただのゲームでしょ?それが2万もするのって変じゃない?」
私「確かに2万は大金だよ。でもこのゲームをやってお金を増やす方法をつかめたら、2万を投資から何回も取り戻せるようになるよ。だから今度のボーナスで買おうよ。」
本当はもっといろんなことを言ったのですが最後はこの言葉を聞いた妻が納得してくれ、晴れてキャッシュフローゲームを買うことができるようになりました。
はたしてキャッシュフローゲームをやった結果は?
実はこれが本当にすごかった
たった1回ゲームをやっただけで、20,000円は回収できたと感じました。
20,000円のお金に関するセミナーを受けに行った以上のことを学ぶことができました。
実際、それから何年かして一晩で20,000円を稼ぐことができるようになっていくことになります。